ピアノ講師ぴちち先生の五感

「発表会の服は?曲は?」「ピアノって認知症予防になるって本当?」「指使いって大事なの?」等、普段よく質問される事柄についてピアノ講師歴約20年の経験から綴っていきます。日々のレッスンで感じた事等も交えて。

ピアノと認知症予防①

 

「ピアノは認知症予防になりますか?」

 

私は「なる」と信じて母親にピアノを教えています。

母親は「なる」と信じて娘にピアノを習っています。


週1回、決まった曜日の午前中に教えると決めて、約7年経ちました。
認知症になってからの介護負担を考えると、私のもっているスキルでそれが予防できるなら屁でもありません。

以下に記す事は医学的な根拠もデータも無しで、私の体感から述べたいと思います。今は調べればいくらでも情報は出てきます。何の運動したら脳のどこそこの部分によいとか、どこそこが活性化されて脳のある部分が赤くなるだとか、そういう実験やデータも沢山ありますよね。

なので、それを実践していると思い込んでいるぴちち先生母娘と、少数の高齢者を教えたことからなる「ぴちち先生の中のデータ」のみでお話しようと思います。
まず普段どんなことをやっているのか書いていきます。

 

◉ピアノを始めたのは60過ぎから
うちの母はピアノが全く弾けません。私が小さい頃から母がピアノに触れた事は見た事もありません。


大人になってから「ピアノはずっとうちにあったのになんで一度も触ろうとしなかったの?」と質問してみた所、

『あんたは小さい頃からいとも簡単に弾いていたから、ピアノって簡単なんだと思っていた。だけど一度だけやってみようと思ったらあまりに難しくてびっくりして ”これは自分には全く向かないものだ” って思ったんだよね。(一度触ってみた話は初耳で驚きました)

グループでの音楽教室でも親子で一緒になって子供が出来ない所は親も一緒になって学んで子供に教えていたりしたけど、あんたは1人で全部こなしていたからお母さんやることなかったの。だから付いていくのやめた(ひどい)』

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ってなわけで、「ピアノは自分が弾くもんじゃない」というのが長年あったらしいです。


ところが、年齢的なことから仕事も退職したあと一人暮らしの母は何かしなければボケる!と思って色んなサークルに出入りしていました。

ただ、ド田舎なものでサークルの種類は極端に少ないし(先生自体が高齢になってやめるってのも多数)、車の運転は出来ないし、年金暮らしでお金も余裕がないので、「仕方ない」から娘にピアノを習おうと60過ぎてからやっと決心したようです。

 

タダで何かしてもらうのを嫌う母は「ご飯を作ってやる」という条件で落ち着きました。(ちなみに私は母の住んでいる実家と、自分が暮らしている場所と2カ所で教えています)

それまでは私からも誘ってはいたんですけどね。

 

②に続きます。

ピアノと認知症予防② - ピアノ講師ぴちち先生の五感

 
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