ピアノ講師ぴちち先生の五感

「発表会の服は?曲は?」「ピアノって認知症予防になるって本当?」「指使いって大事なの?」等、普段よく質問される事柄についてピアノ講師歴約20年の経験から綴っていきます。日々のレッスンで感じた事等も交えて。

ピアノを続けているけど本当に上達しているのか

 

私って本当にピアノ上達しているんでしょうか?(不安)

 

という質問を大人の生徒さんからほぼ100%いただきます。

 

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「していますよ」とは言っていますが、

上達した実感が全然わかなくて、落ち込む事があるようです。

 

子供はそんな事考えません。

目の前の課題・舞台を黙々とこなすだけです。

 

勿論課題をこなしくていくと、上達はあるのですが、

飛躍的に上達するタイミングはずばり

「人前で弾く」

です。

本番です。舞台です。発表会です。コンクールです(大人のアマチュア部門も沢山あります)!

 

普段ならこのくらい弾けたら合格、という所からが実はスタートラインだったりします。

①弾けるようになった→はな丸もらって終わり

②弾けるようになった→ここから「どう弾いていくか」の突き詰め

 

この②が重要なのです。

 子供達は年に一度の発表会、学校の合唱の伴奏、音楽教室のグレード、コンクール等で「人前で弾く事を意識した練習」をする機会が多いのです。

 

そして、発表会では「5年生の◯◯ちゃんがあんなの弾いた」

「◯◯ちゃんは1年生なのにあんな曲難しいの弾いてる」

「自分は4年生になったらああいう曲が弾きたい」

などなど、漠然とした基準ができています。

 

なので、「自分は4年生でこの曲が弾けるようになった」という、本当に目の前の近い目標を立ててそれを達成した実感と充実感があります。

どんな曲が弾けるかは、子供の場合物理的に手の大小があるのでそれも重なって「弾ける曲」「弾けない曲」というのはさらに明確になっていきます。

 

そして今までのプログラムを見比べて

「5歳の時はこんなの弾いてたんだぁ」

と、中学生になった子供は自分の上達ぶりを実感するのです。

普段の練習曲ではなく「本番で何をやったのか」で判断しています。

 

大人の場合は、こういう場面が極端に少ないと思います。

勿論大人の方でも、普段は別の仕事しながら毎年コンクールに挑戦している方はいます。こういう方は少ないと思いますが、やはりすごく上達していますし、

「自分はうまくなってるのかなぁ?」なんて言ってるのは聞いた事がありません。

目の前の曲に取り組んでいる間は、その曲への悩みしかありません。

で、終わったらもう次の本番へ向けての選曲を楽しんでいます。

 

でも本番はとても大変なので、私がとりあえずおすすめするのは

「動画を定期的にとっておく」

ことです。

今はスマホでお手軽に動画がとれるので、簡単です。

案外録画するだけでも緊張しますよ?

そしてそれを長年記録しておいて、3年前、5年前の自分と比較してみてください。

 

もし5年前と大した変わっていなかったら、

またそれはその時考えましょう


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