ピアノ講師ぴちち先生の五感

「発表会の服は?曲は?」「ピアノって認知症予防になるって本当?」「指使いって大事なの?」等、普段よく質問される事柄についてピアノ講師歴約20年の経験から綴っていきます。日々のレッスンで感じた事等も交えて。

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ピアノをやると頭が良くなる?②

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ピアノをやると頭が良くなる?① - ピアノ講師ぴちち先生の五感

の続きです。

遅くなりました。

 

難しい話や、分析や実験データは本に任せるとしてっと・・

 

ピアノをやると頭が良くなる?①では生徒さんを見ていて感じたことを書きましたが、私自身体感したことがあります。

 

実は私は本を読むのが苦手です。

あまり難しくない本なら大丈夫なんですが、ちょっと難しい本になると、内容が全く頭に入らずに、文字が意味を成さないただの文字列のように見えてきます。

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私はたまに夏休みとか長期の休みになると1日5〜6時間を数日間練習したりとかする時があります。

とにかく頭も身体もフル活動。

ずっと真っ黒な楽譜を見つめながら5指を動かし、ペダルにも神経を使います。

そんな時間をある程度過ごした後、いつもは

「よくわからなくなって途中で挫折する文献」のような書物を開いてみたところ、

「あれ?なんか文章がスムーズに頭に入ってくる」

という感覚に驚いたことがあります。

 

なんというか、実感として脳がスムーズに働いている感じなのです。

 

本の時の体験はかなり如実に差があったのでわかりやすいのですが、今思い返してみると、ピアノをよく練習した時ほど頭がよく働く感じはします。

 

あと、生徒にレッスンをしている時に意識してやっていることがあります。

例えば生徒が左手だけ弾く場合、

私は生徒の右手のパートを自分の左手で弾きます。

そして右手パートを左手で弾きながら、生徒が弾いている左手の音を歌います。

そして上記のことをやりながら意識の70%は生徒の手を見ることと、音を聴くことに使います。

これ、若い頃はできませんでした。

一つずつのことは難しくないけど、全部一緒にやるととても難しいです。

でも、頭の訓練にもなると思ってなるべく取り入れていると少しづつできるようになってきたので、40半ばでもまだ成長できるんだなぁと嬉しくなっています。

最近では余った右手で余裕がある時には拍子を取ったり、生徒が弾く部分を指差したりしてマルチタスクができるように心掛けています。

 

生徒に教えながら自分も訓練しちゃおう♡と欲張っております。

 

あと実感としてあるのは74歳の母親なんですが、60半ばから私がピアノを教えています。会話をしていると固有名詞が全然出てこなかったり、滑舌が悪かったりするのですが、レッスンの直後は滑舌が幾分良くなるのです。

レッスン中はあえて音符を早口で読ませたり、手足動かしながら歌ったりしているのでその効果もあるのだと思います。

実家に行った時は毎回1泊2日です。

いつも1週間ぶりに会った直後の時は対応に若干の鈍さがあり、言葉数も少なく反応もあまり良くはないのですが2日目にレッスンを終えた後は頭が冴えるようで

まー喋る喋る

何よりもこの頭が冴える感覚を実感しているのは母本人なので、すごく真面目にレッスンを受けてくれます。

「この歳になると頭を使わなかったらすぐボケる」

とよく言っています。

頭を使うことは高齢者にとってはすごくしんどいのですが、それを怠るとあっという間に鈍くなっていく様を母は周りの知り合いを見て実感しています。

 

こう言った色々なことから

ピアノをやると頭の働きがよくなる

と思っています。

中年の私や、高齢者の母でさえいい作用があるのですから、子供なんてなおさら効果があるでしょう。11歳くらいまでだと「脳幹」まで太くなるというデータもあります。

 


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